こんにちは、KOHです。
今回は高音質な音楽再生ソフトとして評判の「JRiver Media Center」(以下JRiver)の
インストール方法についてご紹介します。
JRiverは音質が良く、UIが直感的に操作できるため非常に扱いやすい音楽再生ソフトです。
私自身もこのJRiverをメインで使っており、とても満足しております。
音楽再生ソフトは変えるだけでも音質の変化が楽しめますので、ぜひこの機会にJRiverを試してみてください。
それでは早速やっていきましょう。
JRiver Media Centerについて
■ASIO/WASAPIに標準で対応している。
・プラグイン等、別途インストールする必要がありません。
■DSD(ネイティブ・DoP)やハイレゾファイルの再生が可能。
■iTunesのプレイリストと同期可能。
・JRiverのプレイリストをiTunesに同期させることも可能。
■DSP設定で、音質を細かく調整できる。
・ヘッドホン使用時でもスピーカーで聴いているように設定できる「クロスフィード」
・全音楽データのボリュームを一定にする「ボリュームレベリング」など
・DSP設定の詳細については コチラ をご覧ください。
■音楽CDを様々な形式のフォーマットで取り込むことが可能。
・AIFF/ALAC/DSF/FLAC/APE/MP3/MPC/OGG/WAV/WMA に対応。
・なんとDSDファイルにまでリッピング可能!
・リッピング方法の詳細については コチラ をご覧ください。
■海外のソフトだが、日本語に対応している。
・「Language」の設定を”日本語”にすれば日本語化できます。
■有料ソフト($49.98 = 約6100円)だが、30日間全機能を無料で試用可能。
・Amazonですと安く購入できてお得です!
インストール手順(JRMC 21)
1.JRiverのサイトへ行きます。
3.サイト中央部にある「Download」までいき、PC環境(Windows/Mac)に
合わせてそれぞれダウンロードをクリックします。
4.ダウンロードした「MediaCenter210006.exe」をダブルクリックし、実行します。
5.インストール画面が開いたら、「Accept」をクリックします。
6.「Express」が選択されていることを確認し、「Next」をクリックします。
7.JRiverに関連付けするファイルを選択し、「Next」をクリックします。
8.下図のようにJRiverが立ち上がります。
この状態のままにしておくと、左下のほうでカウントダウンが始まります。
“0”になると自動的にオーディオファイルがインポートされてしまうため、
赤枠の部分をクリックします。
9.インポート方法を選択し、「Finish」をクリックします。
今回は「No import」を選択しました。
10.日本語にするため、「Tool」→「Languages」→「Japanese」をクリックします。
初期設定手順
インストールが終わったら、初期設定も一緒にやってしましょう!
1.トップ画面から「ツール」→「オプション」をクリックします。
3.USB-DACのデバイスを選択します。
今回は「TEAC ASIO USB DRIVER[ASIO]」を選択しております。
5.「出力エンコーディング」「サンプルレート」はUSB-DACに合ったものを選択します。
今回はそれぞれ下図のように選択しております。
※出力エンコーディングについて
ここではMP3・FLAC・WAVのようなPCMデータをドルビーデジタルやDSDに変換して出力
させることができます。USB-DACのスペックに合わせて変更してみてください。
※サンプルレートについて
ここでは入力されたサンプリングに対して、出力させるサンプリングを変更することが
できます。お手持ちのUSB-DACが88.2kHz/96kHzの出力に対応している場合は、
入力:44.1kHz ⇒ 出力:88.2kHz,入力:48kHz ⇒ 出力:96kHz
に設定するとより高音質で聴くことができます。
ここも設定を変更して、聴き比べてみることをおすすめします。
6.左上の「出力ファイル形式変換」にチェックが入っていることを確認し、
右上の「×」をクリックして閉じます。
7.オプションに戻り「ビットストリーミング」を「はい(DSD)」にし、「ディスクの~」に
チェックを入れ、「無音部分は~」のチェックは外して「終了」をクリックします。
9.「アルバム」欄に、再生したい音源ファイルをドラッグアンドドロップします。
10.アルバムアートが登録されていれば、下図のように表示されます。
11.アルバムアートをダブルクリックすると、下部にプレイリストが表示されます。
12.再生したい曲をダブルクリックします。無事再生されたら完了です。お疲れ様でした!
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コメント
わかりやすい説明をして下さって助かりました。
ありがとうございました。
>川越さん
コメントありがとうございます。
そう言って頂けると非常に嬉しいです!
これからもわかりやすい記事を書いていきますので、よろしくお願いします。
何かご不明な点がありましたら、何でもおっしゃってくださいね。
使い方がわからず困っていましたが大変助かりました。
ありがとうございます。
一点質問させて頂きたいのですが、宜しいでしょうか。
こちらの設定を真似させていただき、DSD(5.6MHz)曲を再生すると上手くいったのですが、別のMP3の曲はどれもが途切れ途切れのガクガクの音になってしまいました。
そこで出力エンコーディングを「2×DSDネイティブ形式」から「なし」に変更したところ、問題なく再生する事が出来ました。
ノートPCから繋げているアンプ(A-S801)のUSB DACは、「DSD5.6MHz(DSD128)ネイティブ再生」に対応しているのですが、どうして「2×DSDネイティブ形式」では上手くいかなかったのでしょうか。
PCのスペックが足りていないのでしょうか。
なお、ノートPCのCPUはCORE i7-2630QMです。
長文になってしまい、申し訳ありません。
宜しくお願いします。
>伊藤さん
コメントありがとうございます。
お役に立てて光栄です!
症状から思い当たることとしては、おそらく「バッファリング」の設定かと思います。
下記の手順で「バッファリング」の設定を変更してみて頂けますか?
1.JRiverのトップ画面から、「ツール」→「オプション」をクリックする。
2.「デバイスの設定」をクリックし、バッファリングの時間を増やしてみる。
(恐らく「50ミリ秒(推奨)」となっていると思いますので、「100ミリ秒」や「250ミリ秒」にしてみてください。)
PCMからDSDへは変換の処理が入っているため、バッファの時間が少ないと正常に再生されなかったかと思います。
上記手順をお試し頂き、まだダメそうでしたら再度ご連絡ください。
よろしくお願いします。
>KOHさん
変身が遅くなって申し訳ありません。
ご回答いただき、ありがとうございます。
KOHさんの仰るとおりに、バッファリングの時間を「250ミリ秒」に増やしましたところ、問題なく再生できました!
おかげさまで、スピーカーからとても綺麗な音が流れています。
6年ほど前の古いPCですので諦めかけていたのですが、再生できて凄く嬉しいです。
通りすがりの者に親切にして頂き、本当にありがとうございました!
>伊藤さん
無事再生できて良かったです。
こちらもA-S801でDSD出力させるときにバッファリングの設定は「250ミリ秒」にする必要があるということがわかりましたので、情報としてありがたいです。
また何かご不明な点がありましたら、おっしゃってくださいね!
KOH様
JRiverインストールしてみました。話すと長くなりますので簡単に書きますと、Foover2000を使っていましたが、USB-DAC (CHORD QUTE EX)がどうしても音飛びがしてまともに使えませんでした(1年位悪戦苦闘しました)。JRMCに変更したら音飛びしなくなり音質も向上しました。
ライセンスを購入してユーザー登録をしているところですが、何度やってもうまくいきません。購入先BEEに問合せしていろいろ試していますが、まだうまくいっていません。
JRimoteの使い勝手なども感想を送りたいのですが、この次にします。
取り急ぎ丁寧なホームページでの解説に感謝します!
>オイカワさん
コメントありがとうございます。
返信が遅くなり、申し訳ございません。
その後、ユーザー登録はうまくいきましたでしょうか?
せっかく購入したのに登録できないのはもどかしい限りですね・・・
早く登録できるといいですね。
ありがとうございます!
そう仰っていただけると作った甲斐があります。
JRimoteの感想、お待ちしてますね!
ユーザー登録まだできずに悩んでいます。一度アンインストールして再インストールしたのですがだめでした。残り20日となっています。期限切れてから何とかしようかとも考えています。DSP設定でDSDでの再生には成功しました!QUTE EXの色が変わるので確認できました。音質の変化は、あまり感じられませんでした。
JRimoteですが、Foobar2000+Monkymoteの組み合わせの方が、ばっちりでした。
JRimoteでは、ボリュームが今のところ動作しません。
またメールします!オイカワ
>オイカワさん
度々返信が遅くなって申し訳ございません。
うーん、何が原因なんでしょうね・・・
私の場合、メールで送られてきたライセンスコードをコピペしたらいけちゃいましたね。
もしどうしようもなければ、私でよければ相談に乗らせていただきます。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。貴殿のホームページを参考にさせていただいてJRiver media center21を設定させていただきました。Luxman DA-06を使用しておりますが、最初は再生できるのですが、必ず2日後に再生できなくなります。「再生で問題が起こりました。 Details;ASIOへの出力をDSD 5.6 MHz 2chファイル形式を使用して再生開始できませんでした。この出力ファイル形式はあなたのハードウエアではサポートされていない可能性があります。DSPスタジオを使って互換性のあるファイル形式に変更できます。またシステムのサウンド再生デバイスの設定を確認してください。」という表示が出て再生できなくなります。その都度Laxmanのドライバーを再インストールするとまた再生できるのですが、2日後に同じ状況になります。どこか設定を変更すれば改善するのでしょうか?。もしお分かりであればお教えください。windows10で使用しています。
>ナカムラさん
コメントありがとうございます。
ご質問の状況から察すると、おそらく「Webブラウザ上で音を再生した後にJRiverで再生しようとした」からだと思います。
オーディオデバイスで「ASIO」を選択していると、そのようなエラーメッセージが出ますね。
なので、一度Webブラウザを閉じてから、JRiverで再生してみてください。
(それでも再生できなければ、JRiverも一度閉じてみてください。)
オーディオデバイスが「WASAPI」ですと、うまく切り替えて再生できるんですよね・・・。
(なぜかはよくわかりませんが・・・笑)
上記、一度ご確認いただけますでしょうか?
よろしくお願いいたします。