こんにちは、KOHです。
今回は無料の音楽再生ソフトの中でも高音質と評判の「Bug head」のインストール方法・初期設定手順についてご紹介します。
この「Bug head」は、なんと個人【横田宏幸様 (HN:おりゃぁぁぁぁ)】で開発されたソフトで、幾度のアップデートの末、先日完成版(ver5.56)がリリースされました。
(詳細:Bug head の Facebookページ)
聴いてみたところ、自然ながらも癖になる豊かな低域で、聴き心地が非常に良かったです。
フリーソフトの中でも、音質は群を抜いていると感じました。
それでは早速やっていきましょう。
Bug headの特長
■CPU・メモリを最大限に活用し、音質向上を図る音楽再生ソフト
・PCのスペックが良いほど音質も良くなる
・メモリの初期化を高精度に行うが、音楽を再生するまでに時間がかかる
■ASIOドライバーが必須
・サウンドデバイスがASIOに対応していない場合は、「ASIO 4 ALL」を
インストールしましょう。
■整数倍のアップサンプリング再生が可能(×2/×4/×8)
・44.1kHz → 88.2kHz / 176.4kHz / 352.8kHz
・48kHz → 96kHz / 192kHz / 384kHz
・再生にはメモリが8GB以上必要
■「Bug head」と「infinity blade」の2種類インストールされる
・Bug head をインストールすると、infinity blade も一緒にインストールされる
・Bug head:低域が強調されており、オーディオとして楽しめる(一般向け)
・infinity blade:スタジオで録音された音がそのまま楽しめる(マニア向け)
インストール手順 (ver5.56)
1.Bug head のダウンロードサイトへ行きます。
2.サイト中段のダウンロードから「Bug head 5.56」をクリックし、
ダウンロードします。
3.ダウンロードした「bughead_5_56_x86_x64.zip」を解凍します。
4.解凍すると、下図のファイルが展開されます。
「Bughead_X86_X64.exe」をダブルクリックし、実行します。
5.セットアップ画面が表示されます。
言語は「日本語」にして「OK」をクリックします。
8.ライセンス条項を把握したら、「同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。
10.「インストール」をクリックし、インストールを開始します。
初期設定手順
1.下図の6つのショートカットが作成されているので、
「Infinity blade SQ」をダブルクリックし、起動します。
・Bug head:オーディオの音楽を再生するソフト ・Bug head SQ:Bug head の最高音質設定版 ・Infinity blade:スタジオ録音の音を再生するソフト ・Infinity blade SQ:Infinity blade の最高音質設定版 ・Rewite data:音楽データのビットを改善し、最良の状態へ変換するソフト ・All core any cures:CPUのジッターを抑制し、音質を改善するソフト
3.ASIOドライバーを選択します。
今回は「TEAC ASIO USB DRIVER」を選択しております。
4.「5.Auto phase adjust:A」を選択します。
5.「6.z Tune [Memory optimize]」をクリックし、赤色に変えます。
6.「Setup DIMM [Memory optimize]」をクリックし、メモリの容量を選択します。
私のPCが8GBの2枚挿しなので、下図のように選択しております。
選択したら、「Set」をクリックします。
7.「7.1:8GB / ~ / 4:0GB」をクリックし、赤色に変えます。
8.「10. Rewrite wallpaper [ More clear ]」をクリックし、赤色に変えます。
9.赤枠内では、「Stardust mode」が選択できます。(「ノーマル」 と「x2」)。
今回は「Disable」を選択しております。
理由は下記(※stardust modeについて)をご参照ください。
※ stardust modeについて メモリを正確に初期化し、音質改善を図るモードですが、その分再生ボタンを 押してから音楽が流れるまでに時間がかかるようになります。 私の環境で、Disableで20秒、ノーマルで48秒、x2で74秒かかりました。 (曲によって差異はありませんでした) さすがに1分近くも待っていられなかったので今回は「Disable」を選択しました。 一度それぞれのモードで試してみるといいかと思います。
10.設定が完了したら、「Start」をクリックします。
※最高音質設定については、コチラ をご参照ください。
11.下図のようにPlaylist1~9が表示されたら、「ASIO」→「ASIO control panel」を
クリックします。
12.ASIOドライバーのコントロールパネルが開きますので、バッファーサイズを
調整します。初めは最小サイズにし、曲を再生する際に音飛びが発生したら、
少しずつ上げて調整しましょう。初期設定はこれで完了です。
私は TEAC UD-501 を使用しているので、下図のような画面が開きます。
最高音質設定
※「7.1:4GB / ~ / 4:4GB」のメモリについて
4GBの4枚挿しの設定になっていますが、これは私のPCのメモリが16GBだからです。
本来は、8GBの4枚挿し(合計32GB)のときに最高音質設定となります。
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