こんにちは、KOHです。
今回は、私が使用しているオーディオPCの構成についてご紹介したいと思います。
誰が得するんだって感じですが笑。
私自身、PCを自作するようになってから他の人が組むPCを見るのが好きになりました。
ネットで検索すると自作されている方が多くいて、選定したパーツやらPC本体の外観写真やらをアップしてくれています。そういうのを見るとけっこう参考になったり、単純に面白かったりするんですよね。
でも悲しいことに、HTPCケースで組まれている人ってあまりいらっしゃらないんですよね・・・そもそもPCケースって縦置きがメインなので、横置きでかつHTPCケースとなると途端に少なくなります。
じゃあ自分が晒せばいいじゃん!(?)ってことで、今回勢い任せで写真を撮ってみました。
今後、HTPCを組もうとされている方にとって、少しでも参考になればと思います。
オーディオPCを組もうとしたワケ
そもそもオーディオ用にPCを組もうと思った目的は、2つあります。
1.静音性の良いPCを組みたかった。
2.オーディオみたいなかっこいいデザインのPCを組みたかった。
このPCを組む前も自作PCだったのですが、音がかなりうるさかったんですよね。
主に電源ユニットのファン、HDDのシーク音、PCケース自体のファンです。
PCでオーディオを聴くようになってから、この音をどうにかしたいなぁと思い始めました。
初めはその3点のみを取り替えようと思ったのですが、そのPCを使い続けてからそこそこ日が経っていたので、この際オーディオ用に1からPCを組もう!と思い、自作に踏み切りました。
選定したパーツ
PCケース(Origen AE-S16V)
メインはやはりこのPCケースですね。
アルミ製で板厚が5mmもあり、堅牢性・静音性ともにバッチリです。
デザインもオーディオのような外観で、自分の好みにピッタリでした。
現在はオリオスペックさんで購入できますので、気になる方はぜひ!
OS(Windows7 Professional 64bit)
今後色んな作業をする機会を考慮してメモリを4GB以上搭載したかったので、64bit版を選択しました。
マザーボード(ASUS-Z97-PRO GAMER)
マザーボードは評判がとても良かったASUSのZ97-PRO GAMERを選びました。
当初はGIGABYTEのGAMINGシリーズにしようかと思っていたんですが、TSUKUMOさんでこのマザーボードとCPU(Core i5-4690K BOX)がセット価格で安く売られていたのでそちらにしました。
評判どおり快適です。
CPU(Core i5-4690K BOX)
マザーボードとセットで購入しました。
i7にしようかとも思ったんですが、音楽を聴くか、ゲームを軽くやるかぐらいの用途だったので、オーバースペックだろうと思いi5にしました。
CPUファン(Cooler Master-Hyper TX3 EVO)
サイドフロータイプの中で、静かでよく冷えると評判だったのでこれに決めました。
確かに回っててもほぼ音は聴こえません。CPUもよく冷えています。
メモリ(CFD W3U1600HQ-8G)
ヒートシンクのデザインと価格.comで評判が良かったのでこのメモリにしました。
16GB(8GBの2枚挿し)で快適に動作しています。
グラボ(Palit-GeForce GTX 750 Ti KalmX)
ファンレス最強と名高いPalitのGeForce GTX 750 Ti KalmXです。
PCの静音化にあたって、極力ファンはなくしたかったのでファンレスで良いグラボを探しました。
ゲームはそこまで高スペックを要求されるようなものはしないので、このグラボで十分快適です。
光学ドライブ(Pioneer-DVR-217L)
前に自作したPCから引っ張り出して使ってます。
エラー訂正機能のPure Readが搭載されているため、このまま使い続けています。
(大分前の機種なので、取説画像を使わせていただきました。)
SSD(Crucial-MX200 250GB)
システムドライブ用として使用しています。SSDの中で評判が良かったのでこれにしました。
アプリケーションは基本的にこのSSDにインストールしています。
今のところ250GBでも大丈夫そうです。
HDD(WD Red 3TB)
データドライブ用として使用しています。極力静かなHDDを探し、これを選びました。
時々カリカリシーク音がするだけで、以前に比べてはるかに静かです。
電源ユニット(Seasonic-G Series 650W SSR-650RM)
オーディオPCの電源として評判の良いSeasonic製のものを選びました。
温度に合わせてファンの回転数を調節するため、アイドル時は本当に静かです。
多少負荷をかけても、あまり気にはなりません。
PCIスロット(1)(RATOC-REX-PEU3X)
PCI Expressに挿すUSBインターフェイスカードです。当初、USB-DACはマザーボード背面のUSBポートと接続していたんですが、思ったより音が良くなかったため、このREX-PEU3Xを導入しました。
詳しくはREX-PEU3Xのレビューに書いておりますので、コチラをご覧ください。
PCIスロット(2)(玄人志向-NO-PCI)
PCIスロットに挿すシールドボードです。
これはノイズ低減のおまじないとして入れました笑。
グラボと上記のUSBインターフェイスカードの間に差し込んであります。
自作したHTPC
正面側です。左側にディスプレイ、右側に光学ドライブ、USBポートなどがあります。
背面側。ファンが2つ付いてます。ファンの音はとても静かです。
PCの内部です。エアフローを考慮して、配線は大分まとめました。
SSD/HDDの格納部。
持ち手がゴムになっているネジを取り付けてあるため、振動しても大丈夫です。
こんな感じで簡単にSSD/HDDを取り外しできます。
CPUファンと光学ドライブ。かなり接近しておりますが、CPUはちゃんと冷えています。
PCIスロット部。左上から順にグラボ、NO-PCI、USBインターフェイスカードです。
電源部。モジュラーケーブルタイプなので、必要なケーブルのみ使用できて便利です。
こんな感じで結束バンドとマウントベースでケーブルをまとめています。
まとめ
今回は静音性とデザインを重視してHTPCを自作しました。
結果としては、両方達成できて非常に満足です。
電源ユニットのファンは、通常使用中はほとんどファンの音は聴こえませんし、HDDのシーク音も以前と比べると大分静かになりました。
またPCケースのファンですがこれも近付いてみないとわからないくらい静かです。
デザインも自分好みのものが見つかってよかったです。
ディスプレイがついているところがオーディオっぽくてお気に入りです。
現在国内販売されているHTPCケースは種類が少なく、探し出すのにかなり苦労しました。
他にもAHANIXというメーカーのHTPCケースに惹かれましたが、国内販売店のリンクスさんが取り扱いをやめてしまったそうです・・・
苦労して探し当てて、組み立てたPCなので満足度も高いです。
これからも大切にしていきたいですね。
(とかいいつつHTPCケースがいきなり大量販売されたら確実に目移りしますけど笑)
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